一昔前の通販では、お届け日に「ピンポーン」とチャイムが鳴り、ハンコを押して荷物を受け取るというのが当たり前だった。
ただこのやり方だと配達日に家でじっとしている必要があるし、チャイムに気付かなければ再配達になってしまう。
そんな不満を解消してくれるアイテムが「宅配ボックス」
新聞やハガキを郵便受けに入れて貰うように、宅配物もボックスに入れて貰おうという寸法だ。
購入した商品
私が購入したのは「VARNIC 宅配ボックス 60L」という商品。
VARNICの宅配ボックスはAmazonや楽天で販売されており、2つのサイズが存在する。
容量60L | 容量83L | |
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大きさ(cm) | 幅48 × 奥38 × 高さ34 | 幅53 × 奥45 × 高さ35 |
形状・材質 | カバン生地 | カバン生地 |
デザイン | 宅配BOXと印字 | お辞儀のイラスト |
価格 | 2980円 (2022年1月10日 Amazon価格) | 3180円 (2022年1月10日 Amazon価格) |
※2022年5月6日の確認ではAmazon・楽天とも「容量60L」のページは消えていた。「容量83L」のAmazon販売ページはこちら
宅配ボックスには色んな素材があるが、VARNICの宅配ボックスは完全にカバンだ。臭いや手触りはスキーバッグのそれに近い。
到着時の様子
商品は段ボールで梱包されて届いた。
家電量販店で山積みにされているBDレコーダーの箱ぐらいの大きさだった。
フタを開けると紙の緩衝材に覆われて、ビニール包装の商品が出てくる。
内容物は以下の通り。
盗難防止ワイヤーは約2.5mあるが、いざ使ってみると割とギリギリだった。
ドアノブと宅配ボックスを繋ぐぐらいなら問題ないが、家の中(ドアの内側)の何かと結ぼうと思ったら長さが足りないかも知れない。
南京錠は2個入っている。
1個は前面のジッパーを施錠してもらうもの、もう1個は盗難防止ワイヤーを施錠するものだ。
別でハンコを用意しよう
宅配ボックスには受取用のハンコが必要だ。
押せれば何でも良いので、ダイソーやセリアで買える100均のハンコを用意しよう。シャチハタよりさらに安い物だが問題はない。
ハンコの調達が終われば準備万端。いつでも宅配ボックスを使用できる。
私の使用方法
通常、宅配ボックスは家の外にずっと出しておく使い方が一般的だ。
常に玄関前に設置していれば、自分で注文した商品はもちろん、季節のお中元とかも受け取れる。
しかし私は荷物の受け取りがほとんどないし、汚れやイタズラが気になるので必要な日だけ宅配ボックスを外に出すようにしている。
そのため少し特殊な例になってしまうが、参考までに紹介させてもらう。
ちょっと変わった使い方ではあるが、自分的にはこれがとても便利。
別記事にも書いたが、Amazonプライム会員なら配送オプション料がかからない。
「〇月〇日の14:00 – 16:00」という風に日時指定で注文して、当日14時前に箱を出し、16時に回収すれば商品が入っているのだ。
写真では伝わらないかも知れないが、この60Lの宅配ボックスというのは意外と大きい。
プライム会員で、Amazon出荷商品であれば、数百円の商品でも送料無料だ。
宅配ボックスに収納できるサイズの商品なら何でもOK。プリンターインク1個とかボールペン1本からでも注文できる。
なお、梱包サイズが小さくて郵便受けに入るような商品は「置き配」で発注しても郵便受けに投函される場合がある。
都会の人なら大きな本屋もあるだろうが、私のような田舎暮らしだとそうもいかない。
通販で注文し、気兼ねなく受け取れる宅配ボックスはお値段以上の価値がある。
あとがき
私がAmazonを使い始めたのは、たぶん世間よりずっと後のことだ。
というのも「送料や手数料で割高になる」「クレジットカード必須」「受け取りが面倒くさい」など通販に対して否定的だった。
しかしAmazonのプライム会員なら月500円で送料無料、コンビニのギフト券で入会できてショッピングもできる。
そして極めつけがこの宅配ボックス。さながらクリスマスイブの夜に靴下をセットして寝れば、翌朝にプレゼントが入っているかの如き体験だ。
もちろん何でもかんでも通販が良いという訳ではない。その日食べたい物とか、試着して決めたい洋服なんかは実店舗で買う方が絶対良い。
ただ、買う物が決まっていて(例えば漫画とか雑貨品とか)それが実店舗より安くて送料無料で買えるなら通販も悪くないなと思った。