【商品紹介】PlayStation 5 本体を1年間使った感想

PS5紹介トップ画像

PlayStation 5本体の概要

今回紹介するのはPlayStation 5本体(以下PS5)だ。

PS5には通常モデルの他に、ブルーレイドライブを搭載しないDigital Editionがある。

Digital Edition通常モデル
CPURyzen Zen2 8コア/12スレッドRyzen Zen2 8コア/12スレッド
メモリGDDR6 16GBGDDR6 16GB
SSD825GB825GB
光学ドライブなしUltra HD Blu-Ray
発売日2021/11/122021/11/12
価格39,980円(税別)49,980円(税別)

見ての通り、相違点はブルーレイドライブを搭載するかしないかだけだ。

Digital Edtionの特徴

ブルーレイドライブを搭載しないことで、通常モデルより安くなっている。CPUやメモリ等の基本性能は通常モデルと同じ。

ただ、ブルーレイドライブが無いという事は、パッケージ版ソフトは遊べない。

PS4ソフトをダウンロード版で購入していた人や、過去のPS4ソフトは諦める人ならDigital Edtionという選択肢もありだろう。

PS5通常版の中身

うちにあるPS5通常版の写真。

本体とコントローラーとHDMIケーブルが同梱されていたので、自分で用意するのはLANケーブルぐらいだ。(Wi-Fi接続なら不要)

PS5の開封写真

実際に使ってみた感想

実際に1年間使ってみて、良いと思った所と、悪いと思った所をあげてみる。

【良】動作がPS4より快適

起動が早く、メニュー操作もPS4よりサクサク動く。

とは言えPS4ソフトのロード時間は前の環境(PS4+SSD)とそこまで変わらない印象。手元にPS5専用ソフトがないので本体SSDは未知数。

【良】ほぼ全てのPS4ソフトが動作する

PS5発売前に「互換性がないPS4タイトルは2つ(Robinson: The JourneyとJoe’s Diner)だけ」という発表があった通り。

私の持っているPS4ゲームは全て動作したし、YouTubeアプリ等も問題ない。

ちなみに私はPS4で使っていた外付けSSDを、PS5に繋ぎ直すだけでそのまま続きをプレイすることができた。

【良】PS4のコントローラーが流用できる

PS5用の新型コントローラー「DualSense」はやや重量がある。

新機能を必要としないPS4ゲームなら従来のDUALSHOCK 4の方がしっくりくる。

PS4本体同様、DUALSHOCK 4も品薄になってきているので大事に使おう。

なおPS5専用タイトルを遊ぶならPS5コントローラーしか選択肢がない。

PS5版FF7リメイクを起動したら「PS5専用タイトルはDUALSHOCK 4では動きません」的な警告が出て反応しなかった。

【良】PS Plusがさらにお得

毎月フリープレイではPS4ソフトとPS5ソフトが追加されているので、PS4本体では遊べなかったPS5用ソフトも遊べる。

さらにPS5特典として、PSコレクションにあるPS4ソフトが無料でプレイできる。

<PSコレクション(2021年12月15日現在)>
Bloodborne
Days Gone
Detroit:Become Human
ゴッド・オブ・ウォー
inFAMOUS Second Son
ラチェット&クランク THE GAME
人喰いの大鷲トリコ
The Last of Us Remastered
Until Dawn – 惨劇の山荘 –
アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝
バットマン:アーカム・ナイト
バトルフィールド 1
コール オブ デューティ ブラックオプス III
クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!
Fallout 4
FINAL FANTASY XV ROYAL EDITION
モンスターハンター:ワールド
ペルソナ 5
BIOHAZARD 7 resident evil

( Z指定タイトルはフリープレイ同様、クレジットカード登録等で年齢認証をクリアしていないと遊べない)

PSコレクションはPS5ソフトの供給が少ないことへの救済処置だと思うが、かれこれ1年以上遊び放題が続いている。

【悪】 決定ボタンの変更

海外の仕様に合わせるために、PS5では従来の「〇ボタンで決定」「×ボタンでキャンセル」という動作が逆転している。

PS4とPS5のボタンの動作の違い

決定ボタンとは、ホーム画面でゲームを起動する時に押すボタンだとか、ノベルゲームで次を読むときに押すボタンのことだ。

PS4ソフトの中にはこの変更に対応できていないものもある。例えば「龍が如く 極2」のカメラモードで誤表示が確認できる。

(図は実際のゲーム画面ではなく雰囲気を伝えるためのイメージです)
「龍が如く 極2」のカメラモード画面イメージ

しかもソフトによって挙動が違う。

「バーチャファイター esports」は×ボタンが決定だけど「バトルフィールド ハードライン」とかだと〇ボタンで決定のままだ。

PS4のRPGではアイテムの使用をキャンセルするのに「×ボタン」を押していたので、その癖で「×ボタン」を押したらアイテムを使ってしまった。

基本仕様を海外に合わせるのは良いとして、日本人向けオプションで従来通りの動作もできる設定を用意してくれたらなお良かった。

【悪】PS5専用タイトルの不足

PS5本体は1年前に買ったが、PS5ソフトはまだ1本も買っていない。

せっかくの高性能ハードなのに如何せん食指が動くタイトルが見当たらない。

<買おうか迷ったPS5ソフト>
ファイナルファンタジーVII リメイク
龍が如く7
サイバーパンク2077

これらはさすがにPS5版を買おうかと思ったが、FF7はPS4版のフリープレイが来てたし、龍が如く7もPS5版でやり直すほどではなく見送った。

<2021/12/24 追記>
FF7リメイク(PS4版)は2021年3月のフリープレイに登場したが、製品版を買った人以外は翌月発売のPS5版にはアップグレードできない(製品版保持者は100円でPS5版にアップグレード可能)という制約があった。2021年12月24日現在は3月にフリープレイで入手した人でもPS5版を遊べるようになっている。

サイバーパンクはPS5なら快適に遊べそうだが、発売当初に色々あったので、YouTubeの4K配信を見て満足してしまった。

なお発売予定ソフトの中でこれは絶対買おうと思っているタイトルが1つある。「FF16」だ。高画質が約束されたタイトルなので非常に楽しみ。

【悪】本体サイズが大きい

PS4と比べるとその差は一目瞭然。

もっとも、これはプレステシリーズの伝統なので後継機が出るごとに小型化するはずだ。

PS4とPS5のサイズ比較

総評

ゲームが大好きで「コール オブ デューティ」「バトルフィールド」「DEATH STRANDING」等を高画質でサクサクプレイしたいならPS5は必須だろう。

ただ、そこまでのゲーマーではなく「PS4で十分満足」という人は次の値下げや小型化のタイミングまで待っても良いと思う。

なおDigital Edtionは価格以外メリットを感じないので、もし選べるなら通常版を買うことをお勧めする。ブルーレイの映画も見られるので。