エアコン買い替え時の費用
今住んでいる一戸建て2階部屋のエアコンが壊れたので、買い替えようと家電量販店に行ってきた。
エアコン本体は約10万円で購入。
工事予定日は3日後。
当日は調査等に15分、工事作業に1時間、報告と支払い(設置後の動作確認含む)に15分でトータル1時間半かかった。
最終的な費用はなんと18万円超。
本体価格のおよそ倍!
なぜそうなったのか理由を説明したい。
高額費用の内訳
最初にエアコンについて軽くおさらいを。
エアコンは室内機と室外機で一対だ。
実際に風が出るのは室内機だけど、その空気は室外機が調達している。
両機器はホースで繋がっている。
さて、
今回設置したのは一戸建ての2階部屋。
まず室内機・室外機の取り付けで標準工事費がかかる。
私が頼んだ業者では15,000円。
これはまあ想定内だった。
室外機を置く屋根は地面から2m以上離れているので高所作業費が発生する。
さらに室外機を置くための台座費用+固定工賃がかかる。(前の台座は老朽化していたので取り換えが必要だった)
これらが20,000円。
室内機と室外機をホースで繋ぐには壁に穴が必要となる。
うちのように古い建物だとエアコンを想定した造りになっていないので、通常より作業費が高くなるとのことだ。
この工事で15,000円。
エアコンは消費電力が大きいので専用コンセントが推奨される。
20年前にエアコンを買った時はこのコンセントが増設されていなかったらしく、新規で作ることに。
1Fの分電盤(ブレーカーがある場所)から2F部屋まで10mぐらいの配線。
費用はしめて25,000円。
最後に古いエアコンの撤去費用+リサイクル料金を請求される。
これらが10,000円。
諸々計上した結果が18万円という金額だ。
うちが古民家なのと、前回エアコン設置時にコンセントが増設されていなかったのが響いてしまった。
一般的な2階部屋であれば4万円は削れたかも知れない。
それでも、エアコン購入時は本体代にプラスして数万円の諸経費が必ず発生する。
購入予定の人は多めに貯金しておこう。
エアコンメーカーの紹介
エアコンといえばダイキンが最大手。
日本で初めてエアコンを開発したダイキンは本社を大阪に置く空調専門会社で、同分野では2022年の売上高世界一位。
専門メーカーならではの空調技術と耐久性が強みだ。
それからパナソニック。
ダイキンよりは安く、性能と企業イメージがしっかりしていることから家庭用エアコンの国内シェア1位に何度も輝いている。
ナノイーX(除菌に優れた次世代イオン)の活用や、スマホアプリで外出先からエアコンを起動できるといった機能が特徴的。
他には日立・三菱・富士通・東芝・シャープ等があるが、東芝とシャープは外資に身売りしているので実質海外企業。
なお同じメーカーでも上位機種と廉価モデルでは搭載機能が違う。(自動洗浄や省エネ設計など)
買い手によっては価格優先だったり、デザイン重視だったり、長期保証やネット機能にこだわる人もいるだろう。
色々比較して自分に合った製品を選ぼう。