DVDレコーダーの吸盤はがし
別記事で書いた通り、私室のDVDレコーダーが故障した。
買い替えのためテレビ下のガラス板から取り除こうとしたが、何年も移動していないので持ち上げようとしてもビクともしない。
すごい吸着力だ。
後で確認したけど吸盤面積はごくわずか。
にもかかわらず大の大人が本気を出しても外れない。
そういえば会社勤めの時、床下にLANケーブルを這わすのによく吸盤でめくっていたな。
吸盤はゴムでなくても強い。
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さて、吸盤の原理はとてもシンプル。
真空状態に近いほど強力にひっつく。
逆に、隙間を空けてやれば吸着は弱まる。
理屈が分かればやることは1つ。
1点突破で隙間を作ってやれば良い。
例えば「糸」「カード」「カッターの刃」など薄くて硬いものを差し込んでやれば、隙間ができてそこから空気が入り込む。
ちなみに私が今回用いたのはクリアファイル(クリアーフォルダー)だ。
事務職をしていたので家に沢山ある。
これを吸盤の1つに差し込む。
一見隙間はなさそうだけど意外とスッと下に潜り込む。
吸盤が乗るぐらい押し込めればこっちのもの。
あんなに頑固な吸盤があっさり離れた。
他の吸盤も同じ要領で簡単に外れる。
今のBDレコーダーは薄型でこんな事態になる可能性は少ないけど、古くて重い機器の吸盤を剥がす機会があれば参考にどうぞ。