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【漫画】スポーツ漫画の厳選10作品
2022.01.25
スポーツ漫画の1~10位
今回紹介するのはスポーツを題材にした漫画だ。
一昔前は野球漫画が多かったけど、最近はハンドボールやカバディなど実に多様化している。
そんな古今東西のスポーツ漫画の中から10作品を選んでみた。
選考基準は私の好みであり、作品の優劣を示すものではありません。
第1位「SLAM DUNK」
4月。県立湘北高校に入学した赤髪の不良・桜木花道。
女性にフラれ続けて50人突破の花道だが、廊下で声をかけられた赤木晴子に一目惚れし、彼女に気に入られたいが為にバスケットボールを始める。
バスケ部主将のゴリ(晴子の兄)に怒鳴られたり、イケメンで晴子が惚れている流川(るかわ)に嫉妬するが、バスケの初心者という現実は覆せない。
しかし持ち前の根性と身体能力を活かし、基礎を身につけ、基本のレイアップシュートを習得し、練習試合では控えメンバーながら出場の機会を得た花道。
ドリブルもできなかった素人が、ここから数か月後には全国の猛者と渡り合えるバスケットマンへと成長していく。
[単行本] 1 – 31巻 <完結>
(最新31巻は1996年10月3日発売)
(新装再編版は全20巻)
感想
私が中学生の時、毎週購読していた週刊少年ジャンプで連載していた作品。当時から大人気でこの漫画の影響を受けてバスケ部に入る人も多かった。連載終了から25年以上経つが、令和に読み返しても相変わらず面白いのが凄い。
第2位「テニスの王子様」
アメリカのジュニア大会で4年連続優勝の天才テニス少年、越前リョーマ。
今年から東京にある青春学園中等部1年生になったリョーマは、早速テニス部に入部。
実力者揃いの校内ランキング戦に参加し、2年・3年のレギュラー陣を相手に一歩も引かない戦いを見せる。
クールで負けず嫌いなテニスの王子様は、果たして全国の強豪相手にどこまで通用するのだろうか。
[単行本] 1 – 42巻 <完結(続編あり)>
(最新42巻は2008年6月9日発売)
感想
テニスが題材だけど玄人向けのサーブやラリーの応酬ではなく、各キャラに必殺技を持たせて随所に飽きさせない工夫がなされている。テニス初心者にも読みやすく、キャラクターが豊富なので漫画としても面白い。
第3位「H2」
中学時代、エースとして県内外から評価を得ていた国見比呂。
しかし医者からこのまま投げ続けたら三か月で確実に肘が壊れると宣告され、野球部のない千川高校に入学。
サッカー部で頑張るつもりが、千川には野球部こそないものの野球愛好会はあると知り少し心が揺らぐ。
それでもサッカーに打ち込もうとしたが、サッカー部と野球愛好会の練習試合が組まれ、身体能力に物を言わせておちょくった野球をする味方にブチ切れる。
その場で退部届を出し、野球愛好会へ入会。
幼馴染で中学時代バッテリーを組んでいた野田も加わり、ガラスのエース(後に肘は問題ないと判明する)がリミッターを解除して大暴れする。
[単行本] 1 – 34巻 <完結>
(最新34巻は2000年4月15日発売)
(文庫版は全20巻)
感想
あだち充先生の代表作といえば「タッチ」だけど私は「H2」が一番だと思う。良くも悪くも淡白な漫画だけどちょっとした台詞のやりとりが面白い。メインはHのつく4人(比呂・英雄・春華・ひかり)の人間模様だけどそれ以外のキャラやストーリーも魅力的。
第4位「BE BLUES!~青になれ~」
小学5年生の一条龍(いちじょうりゅう)は天才サッカー少年として県内にその名を轟かせていた。
しかし友達をかばって階段から転落し、運動どころか日常生活すら困難な重体になる。
それでも日本代表になるというサッカーへの情熱は消えることなく、辛いリハビリに耐え、中学3年間で普通にサッカーができる状態にはもっていけた。
幼馴染の双子と、小学校時代には敵チームだったライバル達と共に高校サッカー部に入った一条龍は、ここから日本代表を目指して再び駆けあがる。
[単行本] 1 – 49巻 <完結>
(最新49巻は2022年11月18日発売)
感想
最初は「いまいちだな」と思っていたけど高校編(8巻以降)になってからグイグイ引き込まれて読む手が止まらなくなる。ここ一番に強い主人公、中学まではライバルだったGK、天才だけど性格最悪のFWとキャラも個性的。必殺技の無い王道的なサッカー漫画。
第5位「ダイヤのA」
中学最後の大会。投手としてマウンドに上がった沢村栄純(さわむらえいじゅん)は9回裏同点の場面で大暴投。押し出しの四球を与えてサヨナラ負けを喫した。
しかしその暴投に可能性を感じた青道高校野球部の副部長から、学校見学に来ないかと誘いを受ける。
軽い気持ちで青道高校を訪れると、練習マシンや選手の気迫を目の当たりにして絶句。
その後口論から、巨漢打者を相手に一打席勝負をすることになるが、そこでバッテリーを組んだ捕手・御幸一也の好リードで三振を奪い、投手としてかつてない高揚を感じていた。
[単行本] 1 – 47巻 <完結(続編あり)>
(最新47巻は2015年8月17日発売)
感想
野球漫画のエース投手といえば直球勝負だけど、この漫画の主人公(沢村)は速度は出ないかわりにナチュラルに変化するムービングボールが持ち味なのが特徴的。野球はもちろん監督・先輩・ライバル達など魅力的なキャラも多く読み応えのある作品。
第6位「アオアシ」
愛媛のサッカー少年・青井葦人(あおいあしと)
中学最後の試合に負け、FWとして悔いの残る終わり方をした彼だが、試合後に謎の男に声をかけられる。
男の名は福田達也。元サッカー日本代表MFで、現Jリーグ東京シティ・エスペリオンのユース(育成組織)監督だ。福田からユースのセレクションを受けないかと誘われる。
悩んだ末、上京してセレクションに臨む葦人。そんな彼に福田が発した言葉は「ユースセレクションで合格者がでるということは、ほとんどない」という厳しい現実だった。
果たして葦人の運命や、如何に。
[単行本] 1 – 40巻 <完結>
(最新40巻は2025年8月29日発売)
感想
最初は絵のタッチが粗く感じたが、7巻ぐらいまで読むと話の面白さに魅入られて、細部の不満は気にならなくなっていた。「キングダム」を初めて読んだ時のような没入感。グイグイ引き込まれる成り上がり系のサッカー漫画。
第7位「はじめの一歩」
釣り船屋の息子・幕之内一歩(まくのうちいっぽ)
幼少時に父親を亡くし、母親の手で育てられた。稼業の釣り船屋を手伝っていることから体に魚の臭いが染みついており、高校では不良達のいじめの標的になっていた。
その日も河原でいじめを受けていた一歩だったが、プロボクサーの鷹村が助けに入り、治療のため鴨川ボクシングジムに運び込まれる。
ジムで叩かせてもらったサンドバッグの手応えに興奮し、ビデオで見せてもらったマイク・タイソンが昔はいじめられっ子だったという事実に刺激を受ける一歩。
自分もタイソンのように生まれ変わりたい。ロードワーク中の鷹村に相談するが、プロはそんな甘いものじゃないと一蹴される。それでも諦めきれない一歩はなおも食い下がった。
[単行本] 1 – 145巻
(最新145巻は2026年1月16日発売)
感想
試合のシーンはスポーツ漫画でも随一の面白さ。キーマンは鴨川会長だけど一歩・鷹村・宮田など闘争心が半端ない。惜しむらくは下ネタ・ギャグ・着地点を見失った長期連載などで評価を下げてしまっている点。結末が不安だけど最後まで見届けたい。
第8位「黒子のバスケ」
全中3連覇を成し遂げた帝光中学バスケ部。
10年に1人と言われる天才が5人集ったその世代は「キセキの世代」と称されたが、天才5人ですら一目置く特異な選手がいた。彼の名は黒子テツヤ(くろこてつや)
「キセキの世代」はそれぞれ別の高校に入学し、黒子は誠凛高校バスケ部に入部した。そこで出会ったのはアメリカ帰りのパワープレイヤー火神大我(かがみたいが)
カゲが薄いことを逆手に取ったミスディレクションを操り、「キセキの世代」幻の6人目(シックスマン)黒子が影となって、火神をコート上で光り輝かせる。
[単行本] 1 – 30巻 <完結(過去編あり)>
(最新30巻は2014年12月9日発売)
感想
主人公がエースや点取り屋ではなく、パスやスティールのスペシャリストというのが斬新。普段はどこか抜けている黒子が試合になると策士の顔になるのも良い。非現実的なところもあるけどバスケ漫画としてはアリだと思う。
第9位「KATSU」
あだち充先生が描くボクシング漫画。
里山活樹(さとやまかつき)高校1年生。男子。
同じクラスには下の名前が同じ女子・水谷香月(みずたにかつき)がいる。彼女の父親は元プロボクサーで、現在は水谷ボクシングジムの会長。
活樹はなし崩し的にボクシングを始めることになるが、実は香月だけではなく、活樹にも元プロボクサーの血が流れていることが判明するのであった。
[単行本] 1 – 16巻 <完結>
(最新16巻は2005年4月18日発売)
(文庫版は全9巻)
感想
絵も内容もすっきりしていて読みやすい。ボクシングの技術的な領域には踏み込まず、話の題材として扱っている。本格的なボクシング漫画を期待する人にはお勧めできないが、あだち充先生の漫画で1つでも好きな作品ある人にはお勧めしたい。
第10位「ハリガネサービス」
春。都立豊瀬(とよせ)高校。
バレー部では新入部員が順番に挨拶をしていた。主人公の下平鉋(しもだいらかんな)もその一人。
下平は中学時代はピンチサーバーだった。プロの間ではサーブのスペシャリストという位置付けだが、部活レベルではレギュラーでない者の象徴だった。
落ちこぼれと思われた下平だったが、1年同士の練習でサーバーを務めた時にその非凡さが明らかになる。
センチ単位で狙った場所に落とせる。わざとネットにかすらせてネットインができる。10球中10球。
ハリガネをイメージし、右手首から先を固定して放たれる正確無比なサーブは、敵も味方も驚愕させる。
[単行本] 1 – 24巻 <完結(続編あり)>
(最新24巻は2019年1月8日発売)
感想
バレーボールの主役のアタッカーではなく、サーブが得意な下平をクローズアップした異色作。コマ割りが大きくて全体的に読みやすい。内容は面白いんだけど2~3回読んでも登場人物の名前が頭に入ってこないのでキャラの魅力はやや薄いか。
続編情報
おまけで、上で挙げた作品の続編をさらっと紹介。
「新テニスの王子様」
単行本42巻のすぐ後の話。
前作では全国の中学校がテニス日本一を懸けて戦ったけど、新章ではU-17で争われる。
越前リョーマを含む青学レギュラーメンバーや、立海・氷帝・四天宝寺など各校の主力選手が一堂に会して、高校選抜や各国選抜を相手に激戦を繰り広げる。
[単行本] 1 – 46巻
(最新46巻は2026年1月5日発売)
「ダイヤのA actII」
沢村達が2年生になり、野球部にも後輩が入部。
前主将(結城)の弟、リトル時代に日本代表捕手に選ばれた由井、御幸を敵視する奥村など。
ライバルの強豪チームも世代交代を進める中、御幸主将率いる青学も着々と新体制に移行しつつあった。
[単行本] 1 – 34巻 <完結>
(最新34巻は2023年5月17日発売)
「ハリガネサービスACE」
前作はインターハイの東京予選決勝まで進んだが、続編ではいよいよインターハイ本選が開始。
下平鉋の都立豊瀬高校は全国相手にどこまで通用するのか。
[単行本] 1 – 24巻 <完結>
(最新24巻は2023年10月6日発売)