夏休みの自由研究
小学校によっては、夏休みの課題に「自由研究」が出される。
何かしらテーマを決めて、ノートやポスターにまとめるパターンが多いだろう。
出される方は憂鬱この上ないが、意外と将来必要になる能力なので、学生のうちに時間をかけて練習するのも悪くない。
身近な疑問がテーマになる
自由研究と言えば「朝顔の観察」が定番だ。
しかし、仮に最終日まで自由研究を放置していたらこの手は使えない。
そんな時は身近な疑問がテーマになる。
例えば親から「エアコンは電気代が高いから極力我慢しなさい!」と怒られた事があるなら、それをテーマにするのもアリだ。
この場合、まず自分が使っている電力会社の料金をホームページで確認する。
次に、自室にあるエアコンの消費電力をメーカーカタログで調べる。
最後に、1時間あたりのエアコンの電気代を計算する。
ただし設定温度や風量によって消費電力は異なるので、今回は最大料金を使用する。
文末に何らかのまとめを加えれば完成。
自由研究の素材は揃った。
これらをポスター状に配置するとこんな感じになる。
この内容で褒められるかどうかは別にして、自由研究の体裁はクリアできているはずだ。
なおP社エアコンのモデルは下記製品。
リンク
公式サイトのスペック表は、こちら
自由研究の苦労は将来に活きる
自由研究には様々な要素がある。
テーマの決定、情報収集、資料作り、場合によっては発表も行う。
何かに似ていないだろうか? そう、プレゼンテーションだ。
大学での成果発表、就活時のグループワーク、就職後の客先説明や社内研修会などプレゼンに接する機会は大いにある。
自由研究はある意味、プレゼンの予行練習だ。
今年は時間がなくていまいちな出来だった人も、もし今後このような課題があったら、全力で取り組んでみてはどうだろう。