【暮らし】パナソニックのDIGAが「起動準備中です」で固まるようになったが長期保証に入っていたので無料で修理できた

家電の長期保証

BDレコーダーの不調

昨年パナソニックのブルーレイレコーダー「DMR-2W202」を購入したが、1年を過ぎたあたりから不具合が出始めた。

DMR-2W202

購入当初は電源を入れてから数秒待てば、リモコンの「録画一覧」を押して録画番組の一覧を開くことができていたが、

リモコンの「録画一覧」ボタン

最近は、電源を入れてから数秒どころか数分おいて「録画一覧」ボタンを押しても「起動準備中です。」の画面が消えずに固まる。

しばらく待つと勝手に再起動。

何度か再起動して正常に戻ることもあるが、翌日になるとまた同じ現象が発生するので安心して使用できない状態。

たまに録画予約も失敗する。

起動準備中です。

症状からしてHDD障害か、もしくは制御基盤の故障か?

HDDや基盤

運が悪いことにメーカー保証期間の1年はギリギリ終了してしまっている。

あと1か月早く壊れていれば。

メーカー保証1年間

ここでふと、ある事を思い出す。

このBDレコーダーは最寄りの家電量販店で買ったが、ネットの最安値に対抗できない代わりに長期保証を付けてくれたっけ。

本体+5年保証

HDDは消耗品なので保証対象外の可能性もあるが、一応掛け合ってみることにしよう。

修理に出した結果

そんな訳でBDレコーダー本体、会員カード、購入時にもらった長期保証書を持って購入店舗の修理コーナーを訪ねた。

受付の人に症状を伝えると「一旦お預かりします」とのこと。

もし修理費用が発生するなら作業前に確認の電話を、無料で修理できるならそのまま作業して完了後に電話が来る手筈だ。

家電量販店に修理依頼

修理依頼から1日、2日、3日と音沙汰なし。

これは無料修理で確定か?

連絡があったのは10日後。どうやら無料で修理できたらしい。

修理完了の電話

本体と一緒に、修理報告書を受け取る。

10日間の内訳はこんな感じ。

  • 預かり(当日)
  • 修理センターに発送(翌日)
  • 修理センターに到着(3日後)
  • 修理完了して発送(7日後)
  • 家電量販店に到着(9日後)
  • 客に電話(10日後)
10日間の内訳

肝心の原因はというと、HDDや基盤トラブルではなくBDドライブユニットだった。

修理内容

つまりブルーレイディスクの読み取りドライブに異常があり、起動時の動作チェックで引っかかっていたという事か。

BDドライブユニット

このため今回の修理ではHDDや基盤は手付かずだったので、私が録画した番組データは消えることなく返却された。

ちなみにもし長期保証に入っていなければ、修理費用は約2万円かかったらしい。

おまけで付けた長期保証で2万円節約できたのはラッキーだった。

修理費用2万円

長期保証について

大手家電量販店(ヤマダデンキ・ビックカメラ・エディオン等)ではそれぞれ独自の長期保証オプションを提供している。

掛け金や保証内容は各社それぞれ。

Amazonのようなネットショッピングでも一部商品は長期保証に加入できる。ヤマト運輸の「クロネコ延長保証サービス」

Amazonの商品ページ例1

また、公式が販売元の場合は販売価格に長期保証が含まれている場合がある。

Amazonの商品ページ例2

初期不良対策ならメーカー保証だけでも十分だし、

メーカー保証

長期保証に入ったからといってあらゆる故障が直る訳ではない。

落下や水没

保証はあくまでいざという時の備えだ。

何もなければ掛け金は無駄になるが、数万~数十万円の家電が壊れた時は(修理や買替費用を考えると)プラスになる事もある。

家電量販店で買うなら「〇%のポイントは要らないから、代わりに長期保証を付けて」といった交渉をするのもありだろう。

ただし、テレビのような設置物はともかくイヤホン等の故障は自己責任(保証対象外)のことも多いのでその辺は使い分けよう。