人気が続く「スト6」
2023年6月発売の「スト6(ストリートファイター6)」が今なお人気だ。
プロ同士のリーグ戦以外にも、企業や人気配信者が主催する大会(配信)が毎月あって数十万回再生されている。
さらに大会前日、プロをコーチに招いてストリーマーやVTuberが部活動のように練習に取り組む配信も見どころの1つだ。
推しの配信をきっかけにスト6を始める人もいるようで、発売から1年以上経っても過疎る兆しは見えていない。
むしろ裾野は広がっている。
そこで、今からPS5でスト6を始めたい人向けにエディション選択とCAPCOM ID登録及びPSN連携について書きたいと思う。
エディション選択
パッケージ版を買う人はスタンダード エディションしかないので迷うことはない。
一方、PS Storeでダウンロード版を買う人にはスタンダード・デラックス・アルティメットという3つの選択肢が用意されている。
スタンダードは本体のみで、残り2つはそれぞれYear 1の「キャラクターパス」「アルティメットパス」が同梱している。
スト6を遊ぶのは本体だけで問題ない。
初期キャラ18名が使用可能。
有料のDLC(ダウンロードコンテンツ)は、より楽しみを広げたい人向け。
スト6は発売日から1年区切りでシーズン(Year)が設定される。
シーズン毎に「キャラクターパス」「アルティメットパス」が販売されるが、どちらを買っても追加キャラ4体は使用可能。
少し高い「アルティメットパス」は衣装・ステージ・ドライブチケット(アイテムショップで衣装等を購入)のおまけが付く。
初期キャラしか使わないという人は有料DLCを購入する必要はない。
本体だけでもオンライン対戦はずっとできるし、Year 1やYear 2キャラと普通にランクマッチで対戦することもできる。
自分が使えないだけの話。
なおゲーム内報酬で1時間レンタルできるアイテムが入手できるので、未購入キャラを少し触りたい程度ならそれで事足りる。
CAPCOM ID登録
ソフトを購入してインストールまで済んだら、起動前にCAPCOM IDを取得しておこう。
CAPCOM IDがなくてもオフラインで遊ぶのは問題ないが、ほとんどの人はオンライン対戦をしたいだろうからこれは必須。
ちなみにPS Plusも必須なのであしからず。
CAPCOM IDの公式サイトを開いて「ログイン」ボタンを押す。
https://cid.capcom.com/
「ユーザー登録」を押す。
登録に使うメールアドレスと、パスワードを考えて入力。
「仮登録」を押す。
先ほどのメールアドレス宛にメールが届くので、本文にあるURLを開く。
登録ページが開くので必要事項を入力。
確認画面で「登録する」ボタンを押す。
これでCAPCOM IDは取得できた。
PSN連携
今はCAPCOM IDを作っただけなので、自分のPSN(PlayStation Network)アカウントと紐づける必要がある。
登録直後の人はその続きでマイページを開けばOK。
一度閉じた人は「ログイン」からやり直す。
マイページ内にプラットフォームアカウント情報という項目があるので、PlayStation Networkの「連携する」ボタンを押す。
PS5でPlayStation Networkにサインインする時のメールアドレスとパスワードを入力して「サインイン」ボタンを押す。
認証できれば処理完了。
マイページの同項目が連携済みになる。
これで準備完了。
初回起動時
PS5にインストールしたスト6を起動。
CAPCOM IDの確認のところで「使用してプレイ」を押すと、こちらが何かをすることなく一瞬で完了して次の画面に進む。
プレイヤーネーム(オンライン上で表示される名前。いつでも変更可能)を入力すればゲームのチュートリアルが開始。
あとはゲームを楽しむだけだ。
今からスト6始めるのは遅い?
発売から1年以上経っているゲームを買うことに躊躇する人は多いだろう。
しかしまだ遅くはない。
まず価格についてはパッケージ版・ダウンロード版ともセールを狙えば、定価より数千円安く買うことができる。
次に遊べる期間だが、前作スト5は発売から5年間DLCが継続した。
スト6も同じビジネスモデルだとすると、今がシーズン2(Year 2)の真ん中なので最低でもあと3年はサービスが続くはずだ。
PS6が出そうな2027年頃までは十分遊べる。
<スト5の新キャラ追加>
最後に、今から始めて勝てるかどうか?
これも問題はない。
スト6では以下のようにLP(リーグポイント)によってランクが決まる。LPはランクマッチの勝ち負けで増減する。
プラチナ帯までなら週末ゲーマーでも十分通用する。
実際、スト6が初の格闘ゲームというVtuberの動画を何本か見たが、早い人は数週間(遅くとも数か月)でプラチナになれていた。
モダン操作なら波動拳も前方向+SPボタンで出るし、昔より敷居は低いはずだ。
YouTubeには初心者向けの解説動画も多い。
隙間時間5分で1試合遊べるのが格闘ゲームの長所なので、そういったゲームが欲しい人はスト6を始めてみるのも良いだろう。