【エンタメ】2022年発売PS4ソフトのオフラインでも楽しめるおすすめ10作品

2022年発売のPS4ソフト

今年もPS4では多くのゲームが発売されたが、その中からオフラインでも面白い10作を選んでみた。

なお選考基準は知名度でも販売本数でもなく「私の好み」なのでご了承ください。

それでは1位から10位まで一挙紹介。

(パッケージ画像はAmazonより)
第1位「EVE ghost enemies」
発売日メーカー年齢区分
2022.6.30RED FLAGSHIPC

一世を風靡した名作2D ADVの最新作。

シナリオは前作「EVE rebirth terror」で高評価を得たさかき傘氏、原画は初代「EVE Burst error」の田島直氏が担当。

お馴染みのマルチサイトシステム(ザッピング)を駆使して、天城小次郎と法条まりなを切り替えながら事件に挑む。

感想

EVEシリーズは数作発売されているが「The Lost One」等とは別の世界線。初代「bustr error」と前作「rebirth terror(PS4)」の知識さえあれば同作も楽しめる。開発は「rebirth terror」で高評価を得たRED FLAGSHIP社が引き続き担当。現代に甦った小次郎とまりなの活躍は一見の価値あり。

第2位「eBASEBALLパワフルプロ野球2022」
発売日メーカー年齢区分
2022.4.21KONAMIA

大人気「実況パワフルプロ野球」シリーズの最新作。

現役プロ野球選手はもちろん、有名OB選手、さらにはあのイチローまで登場。

対戦・ペナント・サクセス・栄冠ナイン・パワパーク・パワフェスと遊び方も多彩なので自分に合ったモードで遊び尽くそう。

感想

昔は野球ゲームと言えば「ファミスタ」だったけど今は「パワプロ」が主流。個人的には高校3年間で選手を育てるサクセスモードが一番好きだけど、高校監督の立場で甲子園を目指す栄冠ナインのもどかしさも嫌いではない。これまでのノウハウを凝縮させた集大成的な1本になっているので当たり年のパワプロだと思う。

第3位「英雄伝説 黎の軌跡II-CRIMSON SiN-」
発売日メーカー年齢区分
2022.9.29日本ファルコムC

ゼムリア大陸を舞台とした「軌跡」シリーズの新章カルバード共和国編。

時系列としては「閃の軌跡Ⅳ」で起きた、帝国の大地の竜(ヨルムンガンド)作戦直後の賠償金で潤う共和国の話。

好景気の裏で国内情勢が不安定になる中、裏解決屋(スプリガン)の肩書を持つ主人公が共和国を揺るがす大事件に巻き込まれる。

感想

現時点ではストーリーは「閃の軌跡Ⅰ~Ⅳ」を超えるものではないが軌跡のシステムや雰囲気が好きならフィットするはず。同作購入者は追加費用なしでPS5版にアップグレード可能。もちろんセーブデータも引き継げる。ちなみに「黎の軌跡Ⅰ」もパッケージ版購入者は110円でPS5版にアップグレードできる。「黎」の話が完結するまで気長に待つのも良いが、トロフィーコンプも含めて「Ⅲ」発売まで「Ⅰ」「Ⅱ」をやり込みながら待つのも一興かと。

第4位「Summer Pockets REFLECTION BLUE」
発売日メーカー年齢区分
2022.7.21プロトタイプC

夏の思い出をテーマにした長編恋愛アドベンチャー。

亡くなった祖母の遺品整理の為、夏休みに離島を訪れた主人公は個性的な仲間たちと出会い、恋をし、そして秘密を知る。

泣きゲーのKeyが世に送る、新たな夏の物語。

感想

Key作品は「kanon」から「リトルバスターズ」まではプレイしたけどもう何年も遠ざかっていたので久しぶりの邂逅。さすがに耐性がついているので「恋愛ADVだと思ったらこんな感動が!」という驚きはないが期待通りの笑いと切なさは堪能できた。懐古主義なので「CLANNAD」以上とは思わなかったけど良作のラインは軽く超えていると思う。ただ普通にプレイすると30時間以上はかかるのである程度余裕がないと楽しめないかも。

第5位「ウイニングポスト9 2022」
発売日メーカー年齢区分
2022.4.14コーエーテクモゲームスA

元祖・本格派競馬シミュレーション。

少ない資金からスタートして、徐々に賞金を稼ぎいずれは自前の種牡馬や繁殖牝馬を数十頭抱える大馬主を目指そう。

最新競走馬データベース、新秘書の追加もあり盛り沢山の2022年版。

感想

血統や配合知識が無くても、秘書のコメントで判断すればそれなりに牧場を大きくできる。最初の名前決めやシステム理解が山場だけど、そこさえ越えられれば何十時間でも遊べるスルメゲーと化す。毎年のようにバージョンアップ版が発売され2023年春には「ウイニングポスト10」も出るが無印はいつも機能不足なので「9」の最終バージョンの2022を買って数年間やり込むのが良いのではと思う。

第6位「死噛 ~シビトマギレ~」
発売日メーカー年齢区分
2022.12.1エクスペリエンスZ

エクスペリエンスが送る心霊ホラーADV第三弾。

都内のとある名門学園では「シビトが死を宣告する」という噂が流れ、実際に生徒の失踪事件も起きていた。

警察の捜査では解決に至らず、心霊事件の解決実績を持つ主人公(「死印」の主人公)にも調査依頼が回ってきた。

感想

時系列的には「死印(PS4)」の続編だけど今作が初めての人でも問題なく楽しめる。第二弾「NG」との繋がりはほぼない。Z指定タイトルだけどそこまで不快感や残虐性は感じなかった。オーソドックスな2DホラーADVは現代では希少。コマンド総当たりシステムは改善の余地があるが、絵とシナリオの秀逸さはプレイに値する出来。

第7位「信長の野望・新生」
発売日メーカー年齢区分
2022.7.21コーエーテクモゲームスA

歴史シミュレーションゲームの金字塔「信長の野望」

本作の登場武将は2200人、イベント数は300以上、オリジナル武将も作成可能、さらに賢くなったAIの思考ルーチン。

内政・外交・合戦を駆使して「徳川」を超える天下人を誕生させろ!

感想

スーファミの頃は「信長の野望・武将風雲録」にどっぷりはまっていたけどその後はシステムが複雑になり敬遠していた同シリーズ。新生ということで挑戦してみたらこれが意外ととっつきやすい。最初は内政がよく分からず攻め時を逃してずるずる時間だけが経過したけど、何度かやり直していたらコツを掴んで領土を拡大できるようになった。一度クリアしても次は織田・武田・上杉と何度でも遊べるのが良い。

第8位「No More Heroes 3(ノーモア ヒーローズ3)」
発売日メーカー年齢区分
2022.10.6マーベラスZ

あの「スタイリッシュ殺し屋アクション」がSwitch版から大幅に機能向上。

フルHDの解像度、さらに「ワンピースのロロノア・ゾロ役」の中井和哉氏がトラヴィスの日本語ボイスを担当。

そしてPS5版は4K60FPS!(PS4版購入者もPS5版に無料アップグレードOK)

感想

一時は「シルバー事件」「花と太陽と雨と」「Killer7」など須田さんの作品と聞けばまず手を出していたけどノーモアは全く触れてこなかった。しかしそれは間違いだった。「3」から始めても十分面白い。先行リリースされたSwitch版は英語音声+日本語字幕だったのに対し、PS4版では日本語音声が入っているのでより遊びやすくなっている。須田さんらしいシナリオとプロレス要素が散りばめられたシンプルかつ独特なアクションゲーム。

第9位「クアリー ~悪夢のサマーキャンプ」
発売日メーカー年齢区分
2022.6.10Supermassive GamesZ

「Until Dawn」を生み出したゲーム開発会社Supermassive Gamesの最新作。

ある夏、ハケット採石場でキャンプリーダーを務めた男女数名は車のトラブルで帰れず、その場で一夜を明かすことになった。

それが恐怖の幕開けとも知らずに。

感想

キャラとしては「Until Dawn」の方が好きだけど、これぐらいの方が遠慮なく選択肢を選べる(これを選択したら助からないかも?というものも)。CGは綺麗だし何といっても吹き替え声優さんの演技力が光る。「Detroit: Become Human」もそうだけどよくできた3D ADVは映画に入り込んだようで楽しい。

第10位「THE KING OF FIGHTERS ’98 ULTIMATE MATCH FINAL EDITION」
発売日メーカー年齢区分
2022.6.21SNKB

SNKの人気作品「餓狼伝説」「龍虎の拳」「サイコソルジャー」等のキャラが垣根を超えて対戦するドリームマッチ。

伝説の格闘ゲーム「THE KING OF FIGHTERS」略してKOF。

そんなKOFでもトップクラスの人気を誇る98が2022年再登場。

感想

最新のKOFはキャラもシステムもついていけない、90年代が一番熱かったという人向けのリメイク作品。残念ながら画面比率は16:9に対応していない(両端が切れる)けど総勢64キャラ、オンライン対戦ありで価格2000円前後の安さ。あの頃の京・八神・テリー・舞・アテナらでもう一度も遊びたいという願いを叶えてくれる懐かしの一本。

その他のラインナップ

今年の大型作品は他にも沢山ある。

例えばスクウェア・エニックスのRPGだけでも3本は思いつく。

[クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン]
2022.12.13(スクウェア・エニックス)

「FF7」の7年前をクラウドの親友・ザックス視点で描いた物語。セフィロス・エアリス達ももちろん登場。スピンオフという枠に収まらないもう一つのFF7。

※ 発売日が記事投稿後なので順位外

[スターオーシャン 6 THE DIVINE FORCE]
2022.10.27(スクウェア・エニックス)

宇宙が舞台のスペースファンタジー。話が独立しているので過去作をプレイしていなくてもOK。バトルはモンハンのようなアクション方式。絵とシステムはややクセがあるが剣と魔法のRPGに飽きた人はこちらもどうぞ。

[ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフライン]
2022.9.15(スクウェア・エニックス)

10周年を迎えたオンラインの「ドラクエ10」がオフライン版として登場。オンラインで培ったコンテンツやイベントをオフライン形式で再現。「ドラクエは全部遊んでいるけど10だけはオンラインで未プレイ」という人は要チェック。

アクション好きなら「ELDEN RING」「ソニックフロンティア」等も入ってくるだろう。

サッカーなら「FIFA」だけど23年版にはJリーグが入っていないのが残念。

とまあ、オフラインを中心に挙げたけどそれでも十指では収まらない。

もっと時間があればと心底思う。

2023年への期待

既に2023年も大型タイトルがいくつか発表されている。

<2023年タイトルの例>
・龍が如く 維新! 極
・龍が如く7外伝 名を消した男
・ライザのアトリエ3
・ストリートファイター6

2023年2月22日にはPSVR2も発売されるので、今夏もまたサマーレッスンから帰ってこない人が続出するかも知れない。

ちなみにPS4は2023年11月15日でめでたく「10周年」を迎える。

丁度ブラックフライデーの時期だし、大型キャンペーンも期待できそうだ。