【商品紹介】Bluetoothイヤホン(完全ワイヤレス型)

Bluetoothイヤホン紹介トップ画像

Bluetoothイヤホンとは

Bluetoothイヤホンは、本体からイヤホンに曲を電波(Bluetooth)で送るのが特徴だ。

有線イヤホンとは
Bluetoothイヤホンとは

Bluetoothイヤホンと有線イヤホンの比較

Bluetoothイヤホンは、有線イヤホンに対して以下のような違いがある。

有線イヤホンBluetoothイヤホン
(1) 音質良い良い
(2) 音の加工×〇(一部モデル)
(3) 価格 安い 高い
(4) 充電不要必要
(5) コードありなし
(6) 接続方法イヤホンジャック端子Bluetooth

(1)音質

有線イヤホン・Bluetoothイヤホンともハイエンド製品は文句なしの音質。廉価モデルは音が遠かったりシャカシャカしていて値段相応の音質になる。

(2)音の加工

アナログな有線イヤホンと違い、Bluetoothイヤホンはデジタル機器なのでイヤホン自身がイコライザー機能を持つことができる。なので送られてきた音を加工して、重低音を利かせて出力とかができる。ただしエントリーモデルだと対応していないことも多い。

(3)価格

Bluetoothイヤホンの価格は有線イヤホンよりも高い。おおよその価格はこんな感じ。

有線イヤホンBluetoothイヤホン
お手頃製品1000円5000円
中位モデル5000円15000円
上位モデル10000円以上30000円

(4)充電

アナログな有線イヤホンと違い、バッテリー式のBluetoothイヤホンは数時間しか連続稼働できない。ただしケースが蓄電/充電機能を備えているものは外でも10時間以上使用できる。

Bluetoothイヤホンは充電が必要

(5)コード

Bluetoothイヤホンは何と言ってもコードが無い。動いても手足にコードが引っかかることはないし、絡まったコードをほどくイライラもない。

からまったイヤホンコード

(6)接続方法

イヤホンジャックさえあれば接続できる有線イヤホンとは違い、Bluetoothイヤホンは再生側の機器にもBluetoothの機能が無いと使えない。昔のラジカセはもとより、夜中にちょっとテレビをイヤホンで聞こうというのも無理だろう。

Bluetoothイヤホンは送信側・受信側もBluetooth機能が必要

Bluetoothイヤホンを買うべき人は?

ここまでの説明をまとめると、シンプルな有線イヤホンに対し、Bluetoothイヤホンはコードがなくせるかわりに「価格が高い」「充電が必要」「Bluetoothが必要」などのデメリットがある。

有線でもBluetoothでもどちらでも良いという人には、シンプルな有線イヤホンを強くおすすめしたい。

では無線イヤホンはどういう人に向けた製品だろうか?

・iPhoneなどのイヤホン端子が無いスマホを使っている
・邪魔なコードをなくしたい
・新しい物好き

というような人はBluetoothイヤホンが向いている。コードをなくしたい理由は色々あるだろうが、家事やフィットネスをしながら音楽を聴くならコードを無くせる利点は大きいだろう。

イヤホンの形状

イヤホンの形状には「カナル型」と「インナーイヤー型」があるので簡単に説明。

インナーイヤー型とカナル型の違い

私が購入したBluetoothイヤホン

(1)JVC『HA-A8T』(インナーイヤー型)

製品名JVC HA-A8T
メーカーJVCケンウッド
連続再生時間約6時間
発売日2021年4月23日
参考価格税込4,290円
(2021年12月1日JVCKENWOOD STORE掲載価格 )

実売4000円台。日本ビクターとケンウッドの流れをくむJVCのインナーイヤー型製品。音質は上位モデルと聴き比べるとさすがに差を感じるが、普通に曲を聴いたりYouTubeをイヤホンで聴くなら十分。目的が「お金をかけてでも最高の音を楽しみたい」ではなく「予算内でワイヤレスイヤホンを入手したい」なら何の問題もない。

手持ちのBluetoothイヤホン

USBケーブルは付属してるけどアダプタ部分はないのでコンセントで充電したい人はアダプタ部分(コンセントに挿す部分)を用意しよう。

(2)ソニー『WF-XB700』(カナル型)

製品名WF-XB700
メーカーソニー
連続再生時間約9時間
発売日2020年6月8日
参考価格14,300円
(2021年12月1日ソニーストア掲載価格)

ソニーの「WF-XB700」は1万円台で買えるカナル型のイヤホン。素人の私でも『JVC HA-A8T』とは明らかに音が違うのがわかる。具体的には1つ1つの声や音色がはっきりくっきり自然な音で聴こえる。ただ1つ誤算が。箱にあるEXTRA BASSを「強い重低音も出せますよ」だと思っていたが実際は「強い重低音で固定ですよ」だった。上位モデルはアプリからイヤホンの設定を変えられるようだがこの製品はアプリに対応しておらず重低音が強制的にかかる。大多数の曲は問題ないがまれに「バスとドラムの音がうるさい」と思うことがある。購入を検討している人はそこだけ注意。

SONY WF-XB700の写真

こちらもコンセントで充電したい人はアダプタ部分を用意しよう。

その他のおすすめ商品

ソニー『WF-1000XM4』(カナル型)

製品名WF-1000XM4
メーカーソニー
連続再生時間8~12時間
発売日2021年6月25日
参考価格税込33,000円
(2021年12月1日ソニーストア掲載価格)

ソニー製品はハイレゾ対応の「WH-H800」や、重低音強調モデルの「WF-XB700」、お風呂やプールでも使える防水自慢の「WF-SP900」など特化型が充実しているが、基本性能の高さと高音質・進化したノイズキャンセルを備える「WF-1000XM4」はまさに万能型。決して安くはないがボーナスとか臨時収入とかで余裕があれば狙うべきハイエンドモデル。

Apple『AirPods3 MME73J/A』(インナーイヤー型)

製品名AirPods 第3世代 MME73J/A
メーカーApple
連続再生時間約6時間
発売日2021年10月26日
参考価格税込23,800円
(2021年12月1日アップルストア掲載価格)

Apple社によるワイヤレスイヤホン。上位モデル『AirPods Pro』はカナル型だけどProではないこちらの商品はインナーイヤー型。耳に優しく、バッテリーケース付きでも2万円台のお求めやすさ。iPhoneユーザには特におすすめの高品質イヤホン。

実際に使ってみて思ったこと

挿すだけの有線イヤホンに比べれば準備に手間がかかるが、コードを気にせずに済む解放感は大きい。あとSONYのイヤホンは本当に音が良い。

最後に。購入前はBluetoothの接続が上手くできるか心配だったが、めちゃくちゃ簡単で拍子抜けした。そこが不安で購入を躊躇している人のために簡単な流れを書いておく。

Bluetoothイヤホンの接続01
Bluetoothイヤホンの接続02
Bluetoothイヤホンの接続03

高級モデルは気軽に買える価格帯ではないが、ワゴンセールで3000円程度で手に入るBluetoothイヤホンもあるし、家電量販店にはお試し用の展示コーナーもあるので一度試聴してみては如何だろう。