マイクロソフトの公式発表
2023年4月27日、マイクロソフトはWindows 10のサポートを2025年10月14日までとする公式アナウンスを出した。
大型アップデートは現行の「22H2」が最終バージョンとなる。
<Windows 10の大型アップデート>
バージョン | リリース日 | サポート期限 |
---|---|---|
1507 (初期Win10) | 2015年7月29日 | 2017年5月9日 |
1511 | 2015年11月10日 | 2017年10月10日 |
1607 | 2016年8月2日 | 2018年4月10日 |
1703 | 2017年4月11日 | 2018年10月9日 |
1709 | 2017年10月17日 | 2019年4月9日 |
1803 | 2018年4月30日 | 2019年11月12日 |
1809 | 2018年11月13日 | 2020年11月10日 |
1903 | 2019年5月21日 | 2020年12月8日 |
1909 | 2019年11月12日 | 2021年5月11日 |
2004 | 2020年5月27日 | 2021年12月14日 |
20H2 | 2020年10月20日 | 2022年5月10日 |
21H1 | 2021年5月18日 | 2022年12月13日 |
21H2 | 2021年11月16日 | 2023年6月13日 |
22H2 | 2022年10月18日 | 2025年10月14日 |
昨年の大型アップデート「22H2」を適用している人は、そのまま2025年まで月例パッチを適用するだけで使い続けられる。
一方で「2025年以降も使えるかも?」という望みは絶たれてしまった。
バージョン確認方法
年に1~2回公開されるWindowsの大型アップデート。
Windows 10向け「22H2」が公開されたのは2022年10月なのでほとんどの人は適用済みだと思うが、念のため確認しておこう。
まずスタートボタンを押す。
設定ボタンを押す。
システムを押す。
左画面の「詳細設定」を押し、右画面のバージョンを確認。
ここが「22H2」になっていれば大丈夫。
もし「21H2」以前になっている人は早めに無料アップデートを実行しよう。
今後Windows 11のような機能追加はない
Windows 10のサポートが2025年まで続くと言っても、その内容は「脆弱性対応」のような修正プログラムが大半となる。
仮にWindows 11のアップデートで「AIを使った新アプリ」のような機能追加があったとしても、Windows 10には来ない。
現状維持を目的としたサポートのみだ。
新製品をチェックしておこう
2025年まで猶予はあるものの、スムーズに買い替えたいなら事前の下調べが重要。
例えば私だと、予算15万円程度で買えるそこそこ快適なスペックのノートパソコンをいくつか候補として注視している。
個人的には富士通の「プライバシーカメラシャッター」みたいなのがあると地味に嬉しい。(Webカメラに蓋できるスライドスイッチ)
富士通ホームページより画像引用
家電量販店やネットショップは2025年に向けて、買い替えセールを開催するだろう。
いずれ会社でも一斉入れ替えがあるだろうから、家で一足先にWindows 11にして移行作業に慣れておくのも悪くないと思う。