古いWi-Fiルーターを有効活用
何度か紹介しているが、我が家にあるWi-FiルーターはWSR-1800AX4だ。
その前はWSR-1166DHP2を使っていた。
8年前の製品なので何世代も古いが、今でも廃棄しないで押し入れにしまってある。
故障していなければ使い道はあるからだ。
Wi-Fiは屋内だと何部屋か隔てただけでアンテナが1本や2本になってしまい、エリア外の場所では完全に繋がらない。
そのため、間取りによってはWi-Fi電波が届きにくい部屋が出てくる。
例えば「部屋3」は普段ならWi-Fiが使えなくても良いが、甥っ子が遊びに来た時はWi-Fiを使わせてあげたいとする。
そんな時こそ古いWi-Fiルーターの出番。
長いLANケーブルでリビングのWi-Fiルーターと接続してやれば「部屋3」でもインターネットができるようになる。
繋ぎ方は自由だけど例えばこんな感じ。
LANケーブルが届く限り、家中どこでも電波を供給できる。
WSR-1166DHP2は「11n」「11ac」に対応していて100Mbpsは余裕で出るので、YouTubeの視聴ぐらいなら何の問題もない。
この為だけに中継機を買うのはもったいないので古いWi-Fiルーターを有効活用しよう。
中継機にもなるけど
Wi-Fiルーターは中継機の代わりにもなるので無線でも中継できる。
バッファロー社の製品同士なら、スイッチ操作で設定可能。
手動で設定したいなら、スイッチをWBモードにしてログインすれば中継機用のメニューが出てくる。
WBモード時のIPアドレスは192.168.11.100。
ただ、無線区間が2つあるとどうしても不安定になりがちだし、置き場は中間位置になるので目的の部屋からやや離れてしまう。
このあたりのデメリットを許容できるなら無線中継もありだろう。
近頃はメッシュWi-Fi(メッシュ中継)機能を搭載するWi-Fiルーターも増えているが、基本的には無線よりも有線の方が安定している。
企業でも、複数個所にWi-Fiルーターを設置する時は有線ケーブルで結ぶはずだ。
なお、長いLANケーブルを買わなくて良い点と、線が邪魔にならないという点については無線方式の方が優れている。
どちらを選ぶかはその人次第。
長いLANケーブル
何メートルのLANケーブルを買うべきかは、メインのWi-Fiルーターから目的地までどれぐらい離れているかによって決まる。
ただ、ギリギリだと使い回しが利かないので長めの物を1本持っておこう。
メジャーで測るまでもなく、大股30歩圏内なら30メートルのLANケーブルがあれば十分届くはず。
電波が届かないエリアがある人や、無線の中継機を使っているけど不安定でモヤモヤしている人は一度有線も試してみると良い。
それぞれ比較して、環境に合った方法を選ぼう。