【エンタメ】2024年発売ゲームのおすすめ10作品(PS4/PS5/Switch)

2024年発売ゲーム

2024年発売ゲーム厳選10本

2024年に発売されたPS4/PS5/Switchゲームのうち、特に面白かったものを10作品紹介。

(注)価格は2024年11月18日時点のPS Store販売金額

[1] 龍が如く8
龍が如く8
セガ Webサイトより画像引用
[メーカー]セガ
[ジャンル]ドラマティックRPG
[発売日]2024年1月26日
[動作環境]PS4 / PS5
[価格]9,680円

春日&桐生のストーリー、新ジョブやプレイスポットに加えて新要素「ドンドコ島」の力の入れようが半端ない。どうぶつの森ライクな島開拓だけど飲食店や風俗街を作れる龍が如くならではの発想。さらに他のプレイヤーが作った島を見学できる。RPGシステムも含めてここの開発スタッフは他作品の長所を吸収してアレンジするのが上手いなと思う。

[2] ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン
[メーカー]スクウェア・エニックス
[ジャンル]RPG
[発売日]2024年10月24日
[動作環境]PS4 / PS5 / Switch
[価格]6,820円

90年代名作が3Dフルリメイク。設定でBGMをオリジナル版に変更できるなど随所に原作リスペクトを感じる。クラスごとに仕立てられた衣装や技のモーション追加など旧作プレイ勢にはちょっとした感動。閃きが可視化されたことやボイス付きで物語が進むのも初心者がとっつきやすくて良い。欲を言えばキャラクターモデリング(特に肌の質感)はもうちょっと頑張ってもらいたかった。あとはアップデートで軌跡のような高速スキップモードが実装されればテンポが上がって尚良しだけど十分及第点のリメイクだと思う。

[3] ファイナルファンタジーVII リバース
[メーカー]スクウェア・エニックス
[ジャンル]RPG
[発売日]2024年2月29日
[動作環境]PS5
[価格]9,871円

3部構成のFF7リメイク第二弾。PS5専用タイトルになり前作よりもグラフィックが向上してボリューム大幅増。サクッとメインストーリーを進めただけでもクリアまで40時間は遊べた。前作のセーブデータは引き継げないがそこはご愛敬。一作目よりも雰囲気が明るくなり水着などの嬉しいイベントも用意されている。ミニゲームの存在が蛇足なのと完結までまた数年待つのは難点だけどスクエニのこだわりを感じる一本だった。

[4] ユニコーンオーバーロード
ユニコーンオーバーロード
アトラス Webサイトより画像引用
[メーカー]アトラス
[ジャンル]シミュレーションRPG
[発売日]2024年3月8日
[動作環境]PS4 / PS5 / Switch
[価格]8,778円

王道ファンタジーストーリーと信長の野望のようなユニットバトルを組み合わせた大作SRPG。ざっくり物語を説明すると、この世界には5つの国があり幼い主人公はコルニア王国の王子だったけど同国将軍が反乱を起こす。将軍は5国全てを制圧して新生ゼノイラ帝国として皇帝を名乗る。落ち延びた主人公は10年後(17歳の年)解放軍を率いて帝国に支配された5国を順に攻略しつつ仲間を得て最終決戦に臨むというもの。グラフィックが動く2Dでボイスありなのは新鮮。SLGを面倒臭いと感じない人なら50時間は遊べる大作。

[5] グランブルーファンタジーリリンク
グランブルーファンタジーリリンク
Cygames Webサイトより画像引用
[メーカー]Cygames
[ジャンル]アクションRPG
[発売日]2024年2月1日
[動作環境]PS4 / PS5
[価格]8,778円

グラブルはスマホゲーという認識でスルーしてきたけど、PS5版が出たので軽く触ってみたら思いのほか良くできていた。ゼルダのような広大なマップの3Dアクションだけど仲間の存在が大きい。ゲージを溜めて必殺技を打つと仲間(CPU)がチェインを繋いで合体技にしてくれる演出は爽快。声優陣は豪華だしシリーズ作品をプレイしていなくても雰囲気が楽しめる。欠点はストーリーがおざなりなこと。記憶に残るような物語ではなかったのが残念。オンライン要素の即席パーティー(マッチングした4人)でボスを撃破して報酬をもらうモードはフレンドが居ない人でも楽しめて良かった。

[6] スーパー マリオパーティ ジャンボリー
スーパー マリオパーティ ジャンボリー
任天堂 Webサイトより画像引用
[メーカー]任天堂
[ジャンル]パーティー
[発売日]2024年10月17日
[動作環境]Switch
[価格]7,100円

オンライン対戦ありのパーティーゲーム。スゴロク要素もあるし「Fall Guys」のようなゴールを目指すアトラクションもある。お手本と同じ構図の写真を撮るようなミニゲームもある。対象年齢は低めに感じたがテレサやハナチャンといったお馴染みのキャラも登場してマリオ好きならわくわくする遊び空間。複雑な操作や知識を必要としないお手軽ゲーム。

[7] ドラゴンクエストIII そして伝説へ…
[メーカー]スクウェア・エニックス
[ジャンル]RPG
[発売日]2024年11月13日
[動作環境]PS5 / Switch
[価格]7,678円

2025年リメイク予定の「Ⅰ&Ⅱ」へと繋がるロト三部作の一作目(3→1→2)どんな仕上がりになるか不安だったけどドット絵と立体演出とオーケストラBGMが見事に調和している。純粋な3Dゲームと比較するとカメラを回転できないとかの制限はあるが、地名やイベントが出る度に旧作の記憶がフラッシュバックして童心に帰れる。進行中タスクやミニマップの表示・バトルスピードの変更など快適さへの配慮も満載。かつてドラクエ3を遊んだ世代が今遊び直すならこのリメイクは最適だと思う。

[8] かまいたちの夜×3(トリプル)
[メーカー]スパイク・チュンソフト
[ジャンル]サウンドノベル
[発売日]2024年9月19日
[動作環境]PS4 / Switch
[価格]3,960円

「1」と「2」のメインストーリーと「3」が遊べるリマスター作品。作り直しではないが画面サイズが16:9に調整されており価格も抑えめ。アプリ版の出来がいまいちだったのでもやもやしていたところPS4とSwitchでリリースされたのは嬉しい。小説が苦手で活字離れしている世代でもサウンドノベルならすいすい読めると思う。

[9] 終のステラ
[メーカー]プロトタイプ
[ジャンル]キネティックノベル
[発売日]2024年12月5日
[動作環境]Switch
[価格]3,300円

「AIR」「CLANNAD」でお馴染みのKeyが「CROSS CHANNEL」のシナリオライター田中ロミオ氏と開発した泣ける紙芝居。選択肢は一切なく19あるチャプターを読み進めるだけのノベルゲーム。プレイ時間は約10時間。機械に支配された未来の地球で、運び屋が少女型アンドロイドの移送を依頼される。人間になりたいと願う世間知らずの少女にうんざりしながらも父と子のように歩む二人。ちなみに運び屋の声優は木村良平さん。

[10] 北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~
[メーカー]ジー・モード
[ジャンル]ADV
[発売日]2024年9月12日
[動作環境]Switch
[価格]4,800円

ドラクエの生みの親の堀井雄二氏が「ポートピア連続殺人事件」の翌年に制作したADV。東京の刑事が殺人事件の調査で北海道に向かうがそこで第二の事件が起きて……という火曜サスペンス劇場のようなストーリー。スマホゲーム並のクオリティだけど読みやすくて一気に遊べる。プレイ時間は約10時間。DL版の方が安いがパッケージ版はおまけ特典としてファミコン版が付いてくる。ミステリーは嫌いじゃないけど字だけの推理小説を読むのは厳しいという人にはぴったりの作品。

その他の作品

「英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria-」

軌跡シリーズは「空」「零」「碧」「閃」「創」「黎」「界」と繋がっているが、今作も「次作へ続く」で終わる続編商法。

全部買うのは大変だし、しょっちゅうリメイクされるので軌跡未プレイの人は「閃1:改」から始めて気に入れば先を買えば良い。

「パワフルプロ野球2024-2025」

30周年記念作品としてボリュームは凄いけど前作(2022-2023)の方がバランスが良くサクセスも面白かった。

PS5版がないのも残念。

「TEKKEN 8」

過去シリーズをやり込んでいる人なら進化を感じられるけど、格闘ゲームとしては大味なので初心者にはスト6がおすすめ。

「不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録」

原点回帰してバランス調整されたが「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」ほど単純ではないのでSLGが得意な人向け。

「同級生リメイクCsver」

懐かしい止まりで目新しさはない。DMMだし3DVRまで実現できたら「同級生2」「下級生」とか続編待望論も出るだろうけど。

ちなみに初代ときメモも来年リメイク予定。

他にも「龍が如く8外伝」「ドラクエ1&2」「シュタインズ・ゲート リブート」「EVER 17リマスター」等が2025年発売される。

特に「龍が如く8外伝」は記憶を失くした真島が「ゴロー海賊団」として海賊船「ゴロー丸」で大海原を冒険するぶっ飛び設定。

これはもう買いだろう。