値上げしても安いAmazonプライム
2023年8月24日からAmazonプライムが100円値上げし、月額600円(年額5900円)になった。
しかし月額600円ならまだ安いと思う。
昭和生まれの私はテレビの録画をまず見て、合間にゲームをし、それらがなければYouTubeや動画サブスクで暇を潰している。
このちょっと見にAmazonプライムは便利だ。
動画本数はNetflixやU-NEXTに遠く及ばないけど、新作動画がちょいちょい配信されるのでその時々で見たい動画が何本かある。
つい最近も、コロナ禍(2021~2022年)に公開されて見られなかったアニメ映画を何本かまとめて見たところだ。
大型台風で外出できず暇だったので丁度良い機会だった。
最近視聴したアニメ映画の感想
[1] シン・エヴァンゲリオン劇場版(2021年3月)
2007年公開の「序」から約15年。前作「Q」で明後日の方向にかじを切った時はどうなることかと思ったけど一応区切りは付いたかなという印象。100点満点ではないけど本作を見ることで自分の中でエヴァが完結作品になったので視聴できて良かったと思う。
[2] 竜とそばかすの姫(2021年7月)
「サマーウォーズ」の細田守監督なのと歌がキャッチーだったので気になっていた作品。芸能人声優のもやもやと違和感のあるストーリーでそこまで熱中できなかったが、ミュージシャンの中村佳穂さんが主演声優と「U」等の歌唱どちらも務めている点は一体感があったと思う。
[3] クドわふたー(2021年7月)
恋愛SLG「リトルバスターズ!」の理樹とクドが恋人になった世界線のスピンオフ映画。ゲームをプレイしてから10年以上経つので一部男子キャラ(恭介・真人・謙吾)以外さっぱり分からないけど50分の短編映画なので一気に視聴。初見の人だと「何だこれ?」ってなるだろうけど、Keyの作品に触れてきた人やリトルバスターズ!の結末を知っている人には多分響くひと夏の物語。
[4] 劇場版 呪術廻戦 0(2021年12月)
もともと呪術廻戦はクセがあって万人向けではないけど「鬼滅の刃」「進撃の巨人」同様アニメ版の完成度は高い。本作はコミック1巻より前の話なので原作を知らなくても理解できるし、知っている人は「あの乙骨の昔のエピソード」となるので両者楽しめる。内容は元々知っていたので想定内だけど背景の綺麗さとか随所のこだわりが良かった。
[5] 映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021(2022年3月)
1985年に制作された「のび太の宇宙小戦争」を今の声優でフルリメイク。旧作に比べて序盤のしずかちゃんの人形劇のくだりがカットされたり構成がすっきりしているが、昭和世代としては旧作の方が声の張りが自然でしっくりくる。Amazon Prime Videoでは旧作も含めてドラえもん映画が一挙配信されているので好みのバージョンを選ぶと良い。
[6] ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年6月)
「神と神」「復活のF」「ブロリー」と高評価連発の鳥山明先生が脚本を手がける劇場版ドラゴンボールの最新作。見終わった感想としては「悟空とベジータが居なくてもこれだけ面白くなるんだ」と改めて感心した。潜在能力最強の悟飯といい、愛らしいパンといい、歴代作品でも上位3本に入る素晴らしさ。往年のファンとしてはクリリンが飛び出した時に「なんで俺だけ!」と弾き返されたり悟飯の「魔閃光」も見たかったけど、たった100分でこれだけ楽しませてくれるドラゴンボールはやはり名作だと思う。
[7] ONE PIECE FILM RED(2022年7月)
絵もストーリーも秀逸なのにAdoの歌だけ違和感あった。これはAdoが悪い訳じゃなくて宇多田ヒカルでもLiSAでも同じことだけど明らかに収録音源を上から流しているのでこの世界の雰囲気が感じられない。いっそウタの声優さんにアフレコスタジオで絵に合わせて歌ってもらった方が一体感はあったと思う。麦わら一味の活躍の少なさとかコビーの声とか細かい不満はあるけど、赤髪海賊団が素晴らしいので歴代ワンピース映画でも屈指の出来だと思う。
他にも「銀魂 THE FINAL」「閃光のハサウェイ」等、2021~2022年劇場公開アニメを何本も視聴することができた。
ちなみにAmazonでは「ルパン三世VSキャッツ・アイ(2023年1月)」も配信中。
私はキャッツ・アイ世代ではないのでピンと来なかったが、気になる人は併せてどうぞ。
旬なアニメが狙い目
Amazon Prime VideoではTVで新シーズンが放送中だったり、劇場公開中のアニメがよく配信される。
今だと「銀河英雄伝説 Die Neue These」の1期・2期がまとめて無料。
「PSYCHO-PASS サイコパス」も1期から3期まで全て見られる。
劇場版ドラゴンボールも見放題だ。
1つでも好きなタイトルがあれば600円の元は十分取れる。
ただ、販促をかねて公開された作品は、時期が過ぎると公開終了になるので注意。
例としてTVアニメ放送中は見放題だった「ソードアート・オンライン」「オーバーロード」は現在見られなくなっている。
さて、
コロナ禍のアニメ映画で一番の話題作といえば何と言っても「THE FIRST SLAM DUNK(2022年12月)」だろう。
こちらもいずれは配信に加わるはずだ。
一方、これから配信されそうなのは2024年1月に劇場版が公開予定になっている「機動戦士ガンダムSEED」だろう。
「黒執事」も4期放送に合わせて過去シーズンが配信される可能性が高い。
他にも旬のアニメの関連動画が色々公開されそうなので、おいしい所を見逃さないよう常にアンテナは張っておこうと思う。