【エンタメ】2023年発売ゲームのおすすめ10作品(PS4/PS5/Switch)

2023年発売のおすすめゲーム

2023年発売ゲーム厳選10本

数々の傑作ゲームが発売された2023年。

そんな2023年発売タイトルの中でも特に印象的だったものを厳選して紹介したいと思う。

まずはプレステ(PS4/PS5)から5本。

(注)価格は2023年11月14日時点のPS Store販売金額
[1] FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)
[メーカー]スクウェア・エニックス
[ジャンル]アクションRPG
[発売日]2023年6月22日
[動作環境]PS5専用
[価格]9,900円

「16」はグラフィックだけではなく物語が素晴らしい。オリジナルストーリーなので歴代シリーズ未プレイでも問題なく、クリスタルや召喚獣(シヴァとかイフリートとか)といった要素がふんだんに使われているのでFFの名を冠するのにふさわしい世界観。戦闘がアクション式なのは賛否分かれるところだけど初心者向けのオート系アクセサリもあり攻略に詰まることはない。逆にやり込みたいユーザーには豊富なコンボやサブクエストが用意されている。PS5専用なのと価格が高いのがネックだけどFFから離れた人にも是非触れてほしい1本。

[2] 龍が如く7外伝 名を消した男
龍が如く7外伝 名を消した男
セガ Webサイトより画像引用
[メーカー]セガ
[ジャンル]アクションADV
[発売日]2023年11月9日
[動作環境]PS4 / PS5
[価格]5,940円

「6」の遥出産や「7」の主人公交代&RPGシステムで色々言われた龍が如くだけど個人的にはどちらも良作だった。「6」はメインストーリーの要所に不満はあるけどサブストーリー(特に小野ミチオ)は良くできていたし「7」は完成された桐生一馬ではなくどん底からの春日一番だからこそ輝く物語だった。あとサッちゃんも可愛い。そして「7」の終盤突如として現れた桐生一馬を描いたのが本作。ナンバリングタイトル程のボリュームは無くメインストーリーだけなら10時間程度だけどポケサーや実写キャバクラなどのサブ要素も用意されている。来年出る「8」の予習として遊ぶ価値あり。

[3] ストリートファイター6
ストリートファイター6
カプコン Webサイトより画像引用
[メーカー]カプコン
[ジャンル]対戦格闘
[発売日]2023年6月2日
[動作環境]PS4 / PS5
[価格]7,900円

「4」で独自の3DCG演出を編み出したストリートファイターは「5」でさらにブラッシュアップして今作「6」では新規ユーザーの獲得に力を注いでいる。操作が学べるストーリーモードやボタン1つで大技が出せるモダン操作なんかは良い試みだと思う。酔拳使いのジェイミーや柔道家マノン、パンクラチオンのマリーザといった新キャラも魅力的。オンライン対戦では同ランクの人と1試合3分程度でサクっと遊べるので隙間時間に丁度良い。ただこのシリーズはキャラを小出しにするDLC商法をとっているので、2年目からはDLCを買わないと練習でキャラ対策もできず置いて行かれる。楽しく遊びたい人は1年目がおすすめ。

[4] イースⅩ -NORDICS-
[メーカー]日本ファルコム
[ジャンル]アクションRPG
[発売日]2023年9月28日
[動作環境]PS4 / PS5 / Switch
[価格]8,250円

英雄伝説(軌跡シリーズ)と対をなす日本ファルコムの看板タイトル「イース」の最新作。イースは基本的に同じ世界・同じ主人公(アドル)の話なんだけど1話完結なのでどこから始めても問題ない。そもそも時系列がバラバラで「1」「2」の後が「10」になる。ちなみに私は「1」「2」を遊んでいないが「10」を問題なく楽しめた。主人公アドルはドラクエの勇者並に無口で軌跡シリーズのような恋愛要素はない。冒険に出て、周りの会話を聞いて、選択肢を選んで進めていくスタイル。FF16を始めとする最高峰の3Dアクションゲームには到底及ばないが、異世界アニメ風の登場人物や王道ストーリーが好きならこれも合うはず。純粋なアクションゲームとしてではなく物語主体で評価するなら十分良作。

[5] グノーシア
[メーカー]プチデポット
[ジャンル]SF人狼系SLG / ADV
[発売日]2023年12月14日
[動作環境]PS4 / PS5
(Switch版は2020年発売)
[価格]2,750円

「グノーシア」は名古屋の4人組ゲームサークル(プチデポット)が開発した異色のADV。人狼ゲームの要素を取り入れているけどやっていることは人狼風カードバトル。限られたコマンドを使って勝ち抜ければOK。ボイスもなければCG枚数も少ない。しかしループを繰り返すうちに各人物のプロフィール(特記事項)が埋まっていき、徐々に真相が見えてくるというシステムは斬新。ちなみに私はSwitch版のクリアまで20時間(ループ100回)かかった。最初は「なんだこのキャラ」と否定的だったけどエンディングの頃には「嫌いじゃないよ」と思える。過度な期待はせず低価格ソフトと割り切ってプレイすれば楽しめるはず。

ここからはSwitchソフトを5本選出。

(注)価格は2023年11月14日時点のMy Nintendo Store販売金額
[6] スーパーマリオブラザーズ ワンダー
スーパーマリオブラザーズ ワンダー
任天堂 Webサイトより画像引用
[メーカー]任天堂
[ジャンル]アクション
[発売日]2023年10月20日
[動作環境]Switch
[価格]6,500円

単純にクリアするだけなら15時間程度、やり込み要素も含めれば20時間以上遊ぶことができる。大作というよりはスピンオフぐらいのボリューム感。おしゃべりフラワーの台詞やパックンフラワーの演奏など飽きさせないギミックが散りばめられているのは良かった。ワクワク感は「Newスーパー マリオ ブラザーズUデラックス」とさほど変わらないけど、別段悪いところもないのでいつもの安定したマリオ作品といったところか。

[7] ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
任天堂 Webサイトより画像引用
[メーカー]任天堂
[ジャンル]アクションADV
[発売日]2023年5月12日
[動作環境]Switch
[価格]7,900円

2017年3月3日にSwitch本体と同時発売された「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」はオープンワールド採用の新しいゼルダだった。その続編となる本作「ティアーズ オブ ザ キングダム」ではさらに広大なマップに。フィールドを走り回り、素材を集め、組み合わせて装備を作成するといった楽しみがオフラインゲームでここまで満喫できるのは凄い。ストーリーも文句なし。ただ万人向けのゲームだけど万人受けするゲームではないので注意。あちこち奔走することを「楽しい」と肯定できる人は良いが「苦痛」と捉える人だと面白さは半減する。

[8] 桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~
桃太郎電鉄ワールド
コナミ Webサイトより画像引用
[メーカー]コナミ
[ジャンル]ボードゲーム
[発売日]2023年11月16日
[動作環境]Switch
[価格]6,930円

400万本以上売れた前作「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」の世界版。サイコロを振って青・赤・黄・駅マスに止まったり、カードを使ったり、貧乏神をなすりつけるといった基本システムはそのままに駅名が海外都市になっている。世界マップになっても桃鉄としてやることは変わらない。友達とオンラインでボイスチャットしながらワイワイ遊ぶも良し、一人で長時間遊んで資産1兆円突破するも良し。一家に1本は欲しいパーティーゲームの定番。

[9] パラノマサイト FILE23 本所七不思議
[メーカー]スクウェア・エニックス
[ジャンル]ホラーミステリーADV
[発売日]2023年3月9日
[動作環境]Switch
[価格]1,980円
(ダウンロード販売のみ)

スクウェア・エニックスの低価格ADV。音声のない2DゲームでクオリティとしてはPS1並。舞台は昭和の東京墨田区。この街には「本所七不思議」と呼ばれる7つの逸話があり、ある日を境に何人かの人間が「条件を満たせば他者を呪い殺せる」ようになる。他者を殺すことで呪詛が溜まり蘇りの秘術を使えるという噂だ。興味本位で動く者、亡くした息子を蘇らせたい者、事件の真相を追う刑事など複数の登場人物を切り替えながら全貌を解明していくオーソドックスなシナリオゲーム。ちなみにタイトルに「FILE23」とあるがパラノマサイトは完全な新規作品であって前作とかはない。雰囲気は「死印」に近いけど開発者が刺激を受けたのは「夕闇通り探検隊」らしいのでその手の2D ADVが好きなら楽しめると思う。

[10] F-ZERO 99
F-ZERO 99
任天堂 Webサイトより画像引用
[メーカー]任天堂
[ジャンル]レース
[発売日]2023年9月15日
[動作環境]Switch
[価格]無料
(Online加入者特典)

1990年にスーファミで発売された「F-ZERO」の99人対戦版。Nintendo Switch Onlineに加入していれば無料でダウンロードできる。上手くバランス調整されているので99人対戦でもそこまでごちゃごちゃしないしミスしなければ上位入賞も可能。すでにサービス終了済みの「SUPER MARIO BROS. 35」「PAC-MAN 99」も含めてNintendo Switch Onlineでのこうした展開は素晴らしい。是非SFC版マリオカートのバトルモード99も作ってほしいと思う。

来年(2024年)の期待作品

2024年は年明けから大作が目白押し。

1月26日には「龍が如く8(PS4/PS5)」「鉄拳8(PS5)」が出るし、2月29日には「FF7 リバース(PS5)」が控えている。

もちろん任天堂やその他各社も隠し玉を仕込んでいるだろう。

来年はどんな1年になるのか今から楽しみだ。