Microsoftアカウントとは
Microsoftアカウントは、Microsoft社の製品やサービスを一元管理できるアカウントだ。
例えば「Microsoft Office 2021」を買ったとしよう。
2013年以降のOfficeはインストールディスクは同梱されず、ライセンスコードのみが入っている。
そのため、まずMicrosoftアカウントを作成する。(既に持っている人はそれを使っても良い)
次に、購入したOfficeのライセンスを同アカウントに紐づける。
最後に、Microsoftアカウント経由でオンラインインストールを実行し、ようやくOfficeが使える状態になる。
2年間利用がないと凍結される
インストールとライセンス認証さえ終われば、MicrosoftアカウントにサインインしていなくてもOfficeは利用できる。
サインインしたまま使うか、サインアウトして使うかはユーザー次第。
ちなみに私は後者だ。
ここで1つ注意がある。
Microsoftアカウントは、2年間サインインしないでいると自動的に凍結され、そこから60日経つと削除されてしまう。
この事はMicrosoft社の公式サイトにも明記されている。
何らかの製品(WindowsやOffice)でMicrosoftアカウントに常時サインインしている人は問題ない。
しかし、パソコンをオフライン環境で使っているとか。
インターネットに接続しているけど、基本的にサインインはしていない人は要注意。
パソコンを初期化する場合や、パソコンを買い替えてOfficeを流用したい場合に困ったことになる。
OfficeのインストールにMicrosoftアカウントが必要なのは前述の通りだが、アカウントが消されてしまってはそれもできない。
アカウントと共に、それに紐づけられたOfficeのライセンスも消滅してしまうからだ。
念のため、年1回はサインインを
常時Microsoftアカウントにサインインしている人は大丈夫だが、そうでない人は年1回でもいいので手動でサインインしよう。
Microsoftアカウントのページを開き、サインインして、すぐサインアウトするだけでOKだ。
万が一、もうサインインできない状態になっていた場合は、早めにMicrosoftに確認した方が良い。
手遅れでなければ電話での問い合わせや、SMS認証で元に戻すことができるはずだ。
ただ削除されてから対応するより、削除されないようサインインする方が何倍も簡単なので、忘れないよう実行しよう。