
確定申告書の印刷
前回記事で確定申告書(PDF)を作成した。
あとは2月16日~3月15日の確定申告期間に、税務署に提出すればおしまいだ。
マイナンバーカードがあればe-TAXで作成・提出ができるが、私はマイナンバーカードを持っていないので印刷して紙で提出した。

まずは前回作成したPDFを印刷しよう。

PDFの中はカラー原稿だけど印刷する時は白黒で良い。

退職金のページや控えもあるのでA4で8枚。
もし生命保険料とか医療費とかを控除にするなら、その証明書も忘れず添付しよう。
特に本人確認書類は必須。マイナンバーカードが無い人は「通知カード」「免許証」を白黒コピーして用紙にのり付けしよう。

封筒やクリアファイルは不要。紙のまま出しても受理される。
ちなみに印刷で使ったのはA4普通紙。大事な書類なのでインクがにじまないようインクジェット対応の紙に印刷しておいた。
提出当日の様子
確定申告の開始直後は混みそうなので、1週間空けて平日午後に税務署を訪れた。
総合受付で「確定申告の提出です」と告げると、番号札を渡されてしばらく待つ。

お待たせしました。

退職後の確定申告できました。

書類を拝見します。

こちらです。(確定申告書を控えごと一式、源泉徴収票2枚、国民年金のハガキを渡す)

源泉徴収票と国民年金のハガキは平成31年から不要になりましたのでお返しします。

あ、はい。

……。(書類を指さし確認)

ポン!ポン!(各ページにハンコを押していく)

控えはお返しします。

どうも。

還付については1か月ほどお待ちください。

こちらはお知らせの紙です。お持ち帰りください。以上です。

(え?もう終わり?)

ありがとうございました。

お疲れさまでした。
もっと厳しいチェックや指摘があるかと思ったけど、本当に渡すだけで拍子抜けした。
ただ税務署内には難しい顔で相談している人が何人か居たので、商売をしている人の確定申告はきっと大変なんだろう。
還付金の振り込み
書類提出から1ヶ月少々、還付金が指定口座に振り込まれていた。
金額は2万円ぐらい。国民健康保険を控除にできなかった割には結構還付されている。
もともと還付金は、退職年度の給料や賞与から天引きされた所得税が戻ってくるものなので、納税額以上に戻ることはない。


そう考えると、結構還付して貰ったなというのが率直な感想。
還付金も嬉しいが、何と言っても「確定申告が認められた」という安堵が大きい。税金の申告が間違っていなくて一安心だ。
もしかしたら源泉徴収済みの退職金は申告不要だったのか知れないが、こうして認められてお金も受け取れたのだから良しとしよう。
さて、最初に載せた予定項目はひと通り説明できたのではないだろうか。

という訳で退職関連はこれで一区切り。
状況は十人十色なので、私の経験がそのまま役に立つとは限らないが、1つの退職事例として参考にしていただければと思う。