【退職02】退職後は健康保険と年金の手続きをする

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健康保険と年金の話

日本では生まれた日から健康保険に加入し、20歳になると国民年金に加入する。

働き出すまでは親の扶養家族だが、就職後したら被保険者になり、毎月給料から健康保険・厚生年金保険料が天引きされる。

健康保険・厚生年金の加入手続き

退職すると保険組合から脱退になるが、手続きは会社側で行ってくれるので本人は健康保険証を返却するだけで良い。

健康保険・厚生年金の脱退手続き

ただし会社が行ってくれるのはあくまで脱退手続きまでなので、別の保険組合への加入申請は自分で行う必要がある。

退職時には健康保険の資格喪失証明書を受け取っておこう。

資格喪失証明書

さて、考えられる選択肢は3つ。
(1)親の扶養に入る
(2)退職翌日から次の会社で働く
(3)国民健康保険・国民年金に加入する

親の扶養に入れず、次の仕事も決まっていないなら、必然的に(3)になる。

国民健康保険および国民年金の手続きは、最寄りの区役所で行う。

国民健康保険・国民年金の加入手続き
失業中も保険料は毎月かかる

心配なら色々持参して行こう。

資格喪失証明書
雇用保険被保険者証
年金手帳
免許証
マイナンバーカード(通知カード)
印鑑
筆記用具

必ず必要なのは「資格喪失証明書」ぐらいで他は要らない可能性が高い。

なお国民年金保険料は令和3年で「月額16,610円」と高額なので、経済的に厳しいなら減免についても尋ねてみよう。

ちなみに私の場合、健康保険証は役所での手続きの3日後に郵送されてきた。

国民年金の納付

しばらくすると国民年金の納付書が届く。

各月分を期限までに納めれば良いが、何度も赴くのが手間なら一括納付もできる。

支払いはコンビニや郵便局でできるので忘れないうちに払っておこう。

納付書で保険料を払う