【退職05】ハローワークでの求職登録と失業保険申請

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雇用保険と失業給付

会社員の給料からは毎月雇用保険料が引かれている。

給料から引かれる雇用保険料

雇用保険の加入期間(すなわち勤続年数)が長いほど失業保険は手厚くなる。

自己都合退職の受給日数
会社都合退職の受給日数

なお1日あたりの失業手当(基本日額)は前職の給料によって決まる。

例えば失業手当(基本日額)が5000円に設定された人が、受給日数90日であれば「1日5000円 × 90日」で総額45万円になる。

失業保険申請には離職票が必要

退職したら会社から離職票が届く。私は退職日の2週間後に郵送されてきた。

離職票は3枚で1セットになっている。

離職票ー1 … 雇用保険番号や退職日
離職票ー2(1) … 直近の賃金情報
離職票ー2(2) … 退職理由

離職票ー1
離職票ー2(1)
離職票ー2(2)

赤丸は自分で記入する箇所だ。不安なら当日ハローワークで記入しても問題ない。

なお失業保険は権利であって義務ではない。早々に就職が決まりそうとか、経済的に困っていないなら申請しなくても良い。

雇用保険加入期間は合算できる

失業保険を申請しないなら、ハローワークを使わずに転職活動しても問題ない。

失業保険を貰わないならハローワーク以外でも可

事前準備

失業保険を受けるには2つの手順を踏む。

1.求職登録
ハローワークに求職者(仕事を探している人)として登録する

2.雇用保険(失業保険)の申請
失業保険の受給資格を得る

「求職登録+失業保険申請」は1日あればできる。必要なものは以下の通り。

ハローワークに持っていく物

(参考:私は国民年金の減免に離職票が必要だったので、ハローワークで離職票を提出する前に区役所で減免申請を行った)

なお、求職登録は記載項目が沢山あるのであらかじめ内容を考えておこう。

以下はサンプルだが「ハローワーク 求職申込書」で検索すれば公式サイトから実物を入手できる。

求職申込書(表)
求職申込書(裏)

ハローワークでの手続き

ハローワークで求職手続きをすると、受付票や受給資格者のしおり等が貰える。

ハローワーク受付票
失業給付のしおり

失業認定日や、求職活動の説明もあるだろう。

失業認定申告書

普通なら2時間もあれば終わるはずだ。

求職登録後のスケジュールはこんな感じ。

失業保険のスケジュール例

自己都合退職の場合、ハローワークの登録日から「2か月+7日後」に失業保険が発生するので支給はまだまだ先だ。

次回は初回認定日(失業認定日)について書きたいと思う。